連日の厳しい暑さの中、動物に冷たくておいしい贈り物です。
熊本市動植物園では、暑い夏を元気に乗り切ってもらおうと、ホッキョクグマに氷などがプレゼントされました。
高気圧に覆われ日差しが降り注いだ県内。最高気温は菊池市と鹿北町で36・5度など猛暑日となりました。
最高気温が36・4度まで上がった熊本市。
汗が噴き出す暑さの中、熊本市動植物園で来園者が待っていたのは。
【来園した子ども】
「マルル~」
【中原理菜キャスターリポート】
「ホッキョクグマ、マルルに氷とサケのプレゼント。おいしそうにムシャムシャ食べています」
例年、一年で最も暑さが厳しい『大暑』に合わせて行われる氷のプレゼントですが、22日は、休園だっため、1日ずらして行われました。
『マルル』は氷やサケ、スイカなどに大喜びの様子。
【来園した子ども】
「サケと氷のプレゼントをもらえたから、うれしそう」
「冷たそうだった。私も(プールに)入りたいくらい」
「入りたい」
野生では北極海に暮らすホッキョクグマ。
日常の暑さ対策はどのようにしているのでしょうか。
【熊本市動植物園 荒川壮平さん】
「(寝室の)中は冷房かけて16度から18度で維持している。暑ければ入って、大丈夫そうなら外で遊んでもらい、動物本来の姿をしてもらうため彼らに選択してもらう」
まだまだ続く暑い夏。
動植物園では、日よけを作ったり冷房のきいた室内で展示したりと暑さ対策に気を配っているということです。