スポーツは、中国インターハイに挑む!女子バレーボールに出場する宮崎県・日南学園は、初の大舞台を前に拾ってつなぐバレーに磨きをかけています。

「全力を出して〜」

日南学園女子バレーボール部は部員28人、今年1月に行われた春高バレー全国大会に初出場を果たしました。

第1シードとして臨んだ5月の県高校総体では、全試合ストレート勝ちで優勝!
初のインターハイ出場を決めました。

(渡辺杏美キャプテン)
「勝たないといけない追われる立場というプレッシャーがありながらもそれを楽しめる状況で全員で試合を楽しめたので良かった」

大きな声で仲間を鼓舞するのは、キャプテンの渡辺杏美選手。
インターハイでは春高の悔しさを晴らしたいと意気込みます。

(渡辺杏美キャプテン)
「春高で初戦敗退してその悔しさを忘れずに今まで練習をしてきたので、どんな相手でも勝ち上がっていける実力を付けたい」

メンバーの平均身長は163センチ。
小柄な日南学園の持ち味はボールに食らいつく粘り強いレシーブです。

(加藤涼監督)
「何がなんでもボールを落とさない姿勢とかチームの一体感を大切にしている」

一方、攻撃は相手のブロックを翻弄するコンビバレーが持ち味!
攻撃陣の中心はエースの黒仁田千祥選手。
コースを突くパワフルなスパイクはチームを勢い付けます。

(黒仁田千祥選手)
「全部自分が決めると思って打っているのでそれがボールに伝わるように、思いきりみんながつないでくれたボールを打ちにいく。(インターハイでは)いろんな人に楽しいバレーをしているなと思わせるバレーがしたいベスト8を全員で取りにいく」

そして活躍が期待されるのが、1年生のミドルブロッカー・永野明里選手。
中学時代県選抜チームでのプレー経験があり、スパイクを広角に打ち分けられる技術を持っています。

(永野明里選手)
「ブロックを見ることを意識していてブロックアウトで点が取れるように練習している。(自身)初めての全国大会なのでちょっと怖いけど先輩たちの役に立てるように少しでも通用するスパイクを打って楽しくプレーする」

指導する加藤涼監督は、チームに安定感がでてきたと選手たちに期待を寄せます。

(加藤涼監督)
「宮崎県の代表でもあるので、そこに恥じない戦いはしてほしいと思うし、だからと言って背負いすぎるのではなくてやっぱり自分たちでつかみ取った全国の舞台なので、目標を達成したいと思います」

「インターハイ頑張るぞ!」

中国インターハイ女子バレーボール競技は8月6日から岡山県で行われます。

テレビ宮崎
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