7月22日午前11時40分ごろ、北海道余市町白岩町沖で「SUP中に沖に流されて戻れなくなった」と118番通報がありました。

 小樽海上保安部によりますと、沖に流されて戻れなくなったのは、11歳の小学生など子ども3人を含む5人で、家族4人と札幌市のインストラクター1人でSUP中でした。

 SUPでツアー中に南西からの強風で沖に流され、自力で帰還することが困難になったとみられています。

 5人は午後0時30分ごろ、北海道海難防止・水難救済センターに所属する地元漁船によって救助されました。

 救助された5人にケガはありませんでした。

 22日の余市町は午前9時17分に最高気温31.2℃を観測していました。

 小樽海上保安部は一時、「9人の別グループも帰還不能となっているようだ」との情報もありましたが、調査した結果、このグループはインストラクター3人と利用客8人からなる11人であり、通常のツアーをしていたもので海難とは無関係だったと発表しました。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。