兵庫県明石市の花火大会で11人が死亡した歩道橋事故から24年となり、遺族が事故現場を訪れ犠牲者を追悼しました。
明石市の歩道橋には、事故が発生したとされる午後8時半ごろ、遺族が集まり慰霊碑に手を合わせました。
2001年7月21日、明石市が主催する花火大会で、会場に繋がる歩道橋が異常な混雑となって転倒事故が発生し、子ども9人を含む11人が死亡、247人が重軽傷を負いました。
異常な混雑は、ずさんな警備が原因でした。
【当時2歳の次男を亡くした下村誠治さん(67)】
「少しでも安全安心に向けて遺族と力をあわせてまたやっていく、そんな日にしたいなと思っています」
事故後、遺族は市の安全研修に協力するなど再発防止の活動をしています。