15年にわたって静岡県のトップをつとめた川勝平太前知事が静岡市を訪れました。退任後県内を訪れるのは2回目で、目的は「演奏会での指揮」です。
演奏会を開いたのは青葉音楽会・静岡児童合唱団です。
観客席で熱心に聞き入るのは約15年県政のかじ取りをした川勝平太前知事です。
去年自身の発言をめぐり辞職したあとは長野県で暮らしていて、静岡を訪れるのは2度目です。
演奏会の中盤、川勝前知事はステージ上へ。和歌をもとに自らが作曲した「富士山讃歌」で指揮を執り、華麗でダイナミックな動きを披露していました。
演奏後会場からは大きな拍手が送られていました。
退任する際に今後は「仙人になる」と話していましたが…。
川勝平太前知事:
すっかり板につきましたね仙人のくらしが。心を清めるというか洗うというかそういう中で山の中で標高1000メートルのところに住んでいるんですよ。
参院選での自民党の苦戦について問われると。
川勝前知事:
自民党にとっては非常に厳しいですよね。言ったことを守る有言実行じゃないといけない。それと同時に有言が嘘であったらフェイクと一緒ですから
トップ当選した榛葉さんについては。
川勝前知事:
70万以上の票を取られたみたいでご同慶の至りと思いますが、重職にふさわしい大政治家「ステイツマン」。「ポリティシャン」ではなくて「ステイツマン」になっていただきたい