7月20日に投開票が行われた参議院選挙から一夜明け、21日朝、当選者から今後の決意や喜びの声が聞かれました。

 愛知選挙区で初めて議席を獲得した参政党の新人・杉本純子さんは、名古屋市千種区の街頭で有権者へ感謝を述べました。

参政・杉本純子さん:
「多くの方が減税を求めていることと、『日本人ファースト』を掲げた私たちの思いと、これからの日本をみんなで良くしていこうというのが、たくさんの方に共感していただけたと思っています」

 全国的な逆風の中、議席を維持した自民党現職の酒井庸行さんは、地元の刈谷駅前に立ち、厳しかった選挙戦を振り返りました。

自民・酒井庸行さん:
「順番関係なしに通ったことで、少しでも皆さんに恩返しできればいいなと思いました。『自民党、本当に大丈夫か』という不信感みたいなものが伝わったんだろうなと」

 三重選挙区で自民の現職を破り初当選した立憲・新人の小島智子さんは、津市の事務所で今後の決意を述べました。

立憲・小島智子さん:
「シングルマザーに代表されるような厳しい家庭の中で育つ子供たちを、どうやって社会全体で支えるか。そうすると、やっぱり家庭を含めて支えないと、子供たちは支えられませんから」

 また岐阜選挙区では、自民の新人・若井敦子さんが初当選しましたが、東海3県全体では愛知で公明党が議席を失うなど、与党が改選前の4議席から2議席減らし、厳しい結果となりました。

東海テレビ
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