第27回参議院選挙は20日、投開票が行われ、福井県選挙区では自民党現職の滝波宏文氏(53)が3度目の当選を果たしました。
滝波さんは2期12年の実績を強調し、全体の約4割にあたる14万6420票を獲得。2019年の参院選からは約4万9000票を減らしたものの、次点の国民民主党の山中俊祐さんに5万7000票差をつけ3選を果たしました。
3選した滝波宏文氏:
「大変な選挙選を共に戦っていただいて支えて頂き、8時に当確をもらえた。皆さんの支えに心から感謝申し上げます」
なお、投票率は60.80%と前回参院選を5.48ポイント上回り、参院選では2010年以来、15年ぶりに60%台に乗りました。
当選から一夜明け滝波さんは、3期目の抱負について改めて北陸新幹線の延伸問題を強調しました。「(京都の)西田先生も私も受かることが出来て、これで前に進めると思う。京都をはじめとする皆さんに科学的に丁寧に説明しながら今年末、京都の駅位置を1つに絞って来年度に認可・着工することに向けて頑張っていきたい」
なお、当選証書は23日に県庁で渡されます。
【開票結果】開票率100%
当 自民・現 滝波宏文氏 14万6,420票
国民・新 山中 俊祐氏 8万8,753票
参政・新 千田 崇裕氏 5万8,768票
立憲・新 藤原 和士氏 3万6,573票
共産・新 山田 和雄氏 1万6,761票
保守・新 大坂 幸太郎氏 1万5,384票
N党・新 浜田 智氏 3,541票