愛知県豊橋市の新アリーナの事業継続の賛否を問う住民投票は賛成が多数となり、長坂尚登市長は「市民の選択を尊重する」とコメントを出しました。
豊橋公園に新アリーナなどを整備する事業の継続の賛否を問う住民投票は、投票率が65.67%で、賛成が反対を2万票あまり上回りました。
豊橋市民(賛成):
「(新アリーナを)つくることによって豊橋市が活性化すれば。それぞれの言い分はあるんですけれど、市民として仲良く共存共栄していければいいのかな」
豊橋市民(反対):
「おとなしく受け入れるしかないかなと思います。(市長には)少しでもいい方向に向かうように努力してほしいと思っています」
新アリーナ中止を公約に当選した長坂市長は、「市民による選択として重く受け止め、尊重して参ります。今後の対応についてはできるだけ早くご報告します」とコメントを出し、21日午後、報道陣の取材に応じる予定です。
一方、市議会最大会派の自民党市議団は、「工事が止まった状態が続いたことについて、市長に責任がある」として、不信任案の提出も検討するとしています。