福島・郡山市の住宅街で目撃されたのは、空を埋め尽くすほどの無数の黒い粒。
その正体はトンボ。
撮影者たちは気味が悪いと異様な光景を眺めてたといいますが…子供は大喜び!虫取り網まで振り回し、トンボを捕獲していたといいます。
撮影者は、「初めて。10年住んでいて、こんなにトンボを見たのは」と話しました。
一体なぜ、トンボが大群で押し寄せたのか。
福島県に生息するトンボを研究する横井直人さんによると、目撃されたトンボはアカトンボの仲間「アキアカネ」とみられるといい、田んぼで生まれ、飛び立ったいくつもの集団が気流の流れで、たまたま撮影された場所の上空で合流し、集団で阿武隈高原を目指しているといいます。