男子中学生ら2人の顔を殴ってけがをさせたとして、北海道苫小牧市に住む25歳のフィリピン国籍の派遣社員の男が、傷害の疑いで逮捕されました。
男は1月23日午後9時10分ごろ、札幌市東区北42条東7丁目のビルの休憩スペースで、15歳の男子中学生と、16歳の無職の男性の顔を殴り、けがを負わせた疑いが持たれています。
男子中学生は眼底骨折の重傷、16歳の男性は顔面打撲の軽傷です。
被害直後、男子中学生の母親が「息子が20代の男に殴られてけがをした」と警察に通報。
警察が付近の防犯カメラなどから男を特定し、7月7日に傷害容疑で逮捕しました。
調べに対し男は「腹が立って殴った」と容疑を認めているということです。
警察は、男と被害者2人の間に交友関係をめぐるトラブルがあったとみて、事件の経緯を調べています。