宮崎県美郷町では平安時代から続く農耕神事「御田祭」が行われ、多くの見物人でにぎわいました。
御田祭は、田代神社の「神田」を牛馬でならし田植えをする五穀豊穣を願う祭りです。祭りのハイライト「牛馬入れ」では、若者たちが馬にまたがり水の張られた田んぼを勇壮に駆け回りました。
(アマチュアカメラマン)
「御田祭は初めて来たんですけど、馬入れ・牛入れは迫力があってすごく楽しめました。」
また、子どもみこしも田んぼの中を練り歩き、祭りを盛り上げていました。
このあと神田では、早乙女姿の約150人がヒノヒカリの苗を丁寧に植えていきました。
(田植えをした女性)
「3回目です。今年は豊作になるといいなと思いながら植えました。」
植えられた稲は秋に収穫し、祭りなどで振る舞われるということです。