鹿児島県の薩摩焼を代表する窯元の作品展が米子市の百貨店で開かれています。

繊細な透かし彫りに豪華な色使い。
鹿児島県で400年以上の歴史を持つ薩摩焼の窯元「沈壽官窯」の作品です。

米子市の米子しんまち天満屋で百貨店100周年を記念して開かれている「薩摩焼十五代沈壽官展」。
安土桃山時代に韓国から鹿児島県の薩摩地方に伝わったとされる「薩摩焼」。
その系譜を受け継ぐ「沈家」。
会場には15代「沈壽官」さんの作品約50点が並んでいます。

こちらは天満屋100周年を記念して作られた「香爐」。
天満屋創業の地、岡山名産の桃などが描かれています。

薩摩焼 十五代目・沈壽官さん:
「技術の様々なものを見ていただくと同時に、白い陶器の持つ風合い柔らかさを一番見てほしい」

この展示会は7月7日まで開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
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