「大阪・関西万博」の来場者数が、開幕11週目(6月22日~28日)に、103万1021人であったと、博覧会協会はホームページで発表しています。
7週目(5月25日~31日)に、これまでで最高となる週間来場者数106万7841人を記録し、その後は上下がありながらも、毎週100万人前後が来場する状況が続いています。
ただ来場者が大きく減少した日があり、「暑さ」や「雨」といった天気の影響を受けている可能性も考えられます。
※来場者数には関係者の人数も含む。
■来場者の増加傾向止まる 週間100万人前後で推移
開幕の4月13日に14万6426人が来場し、開幕後にいったん減少しましたが、4月~ゴールデンウイーク期間~5月後半にかけて、おおむね“増加傾向”が続きました。
5月最終週(5月25日~31日)に、これまでで最高となる週間来場者数106万7841人を記録しました。
その後“増加傾向”は止まり、毎週おおむね100万人前後が来場する状況が続いています。
■「暑さ」や「雨」で来場者減少か
毎日の来場者数をみていくと、“来場者が大きく減少した日”があることが分かります。
まず、開幕直後やゴールデンウィーク終りのタイミングで大きく減少しました。これは多くの人が集中して来場したあとの反動とみられます。
それ以外に大きく減少しているのが、6月3日や6月10日、それと7月1日などです。
6月3日や6月10日は大阪で朝から午後まで強い雨が降った日でした。
7月1日は大阪で35.3度の猛暑日となりました。
なお1日あたりの来場者が20万2819人で、これまでの最高となった6月28日の大阪は、晴れで気温33.5度でした。
■大阪・関西万博来場者が1000万人突破
また6月29日には、大阪・関西万博会場の来場者数が累計で1000万人を突破したと博覧会協会が発表しています。
29日、累計来場者数1000万人の達成記念セレモニーが「フューチャーライフヴィレッジ」で行われ、冒頭、博覧会協会の石毛博行事務総長が1000万人を超えたことに感謝を述べるとともに、これから始まる夏休みシーズンに向けた万博の楽しみ方を紹介しました。
セレモニーでは、1000万人目の来場者が、1000万人達成記念の期間限定スタンプを1番目に押して、駆けつけた公式キャラクターミャクミャクと一緒にお祝いをしました。
来場者数1000万人達成記念の期間限定スタンプは、西ゲート近くのフューチャーライフゾーンにある「TEAM EXPOパビリオン」内に、1000万人達成日翌日から7月15日まで設置されているということです。
(関西テレビ 2025年7月3日)