参議院議員選挙が7月3日に公示され、静岡県選挙区には7人が立候補しました。

立候補したのは届け出順に国民民主党・榛葉賀津也 候補(58)、無所属・村上猛 候補(74)、諸派・福原志瑠美 候補(42)、参政党・松下友樹 候補(41)、共産党・鈴木千佳 候補(54)、自民党・牧野京夫 候補(66)、諸派・山口香苗 候補(46)です。

このうち参政党・松下友樹 候補の第一声は以下の通りです。

参政党・松下友樹 候補:
今回の選挙ですが、ずっとマスコミ、もしくは討論会、そういった記事とか報道とか見ていますと、物価高をどうしますかと、あるいはこの米不足をどうしますかと、もしくはトランプさんの関税をどうしますかと。

もちろん、ひとつひとつ大切なことです。ですが、私たち参政党はそういった各政策、この枝葉末節について強く訴えるというよりはですね、いまの世界全体で見た上での日本の立ち位置、いま世界中でグローバリズムという全体主義の中で混とんとした世界情勢、そういった中で私たち日本人、日本という我が国、いまどうでしょうか?

私たちはこの30年間衰退を続けました。賃金が上がらない。国民負担が大きすぎる。日本の企業や土地、インフラ、様々なものが外国に買われ、私たち日本、子供たちは2024年、68万人しか生まれませんでした。

私たち参政党はずっと同じことを訴えています。いまの日本の未来を、これからの日本の未来を一緒にみなさん考えませんかと。政治にあきらめずに、無関心にならずに、これからの未来をつくるのは私たち日本人ひとりひとりです。

私たちはこの30年で、先ほど申し上げたようにたくさんのものを奪われ、失い、日本という我が国は破壊されてきました。私たちはもう一度、みなさまと一緒に日本を立て直したい。子供や孫たちが夢や希望を持ち、そして先人からいただいた大切な物、私たちは次の世代に良い形でバトンをつないでいかないといけない。

そういった我が国に対する強い愛情を持った仲間、それが集まっているのが私たち参政党でございます。

私たちはこれからの日本の未来をみなさまと一緒に考えていきたいんです。

2万円配りますとか、食品だけ消費税ゼロにしますとか、お米の値段を3000円にしますか3500円にしますかとか、そんなことをみなさんと考えたいんじゃない。

この凋落の30年、これをみなさまと一緒に取り戻さないといけないんです。

私はいま41歳で、浜松医大を出た後、ずっと医者をやっています。いま医者18年目になりました。私はこれからの日本の未来を真剣に考えていませんでした。政治に関しても無関心でした。私が投票に行っても何も変わらないと、そういう私は無関心な国民のひとりでした。

だけど、間違っていました。国民ひとりひとりがちゃんと政治に向き合わないといけない。未来を一緒に考えないといけない。私は医療の現場を見てきてですね、18年目になります。ずっと医療の現場を見てきて、いまの日本の医療がおかしくなっていると、これを痛感しました。

がむしゃらに医者として最初の5年間一生懸命働いてきました。浜松市民のために、静岡県民のために、私は形成外科というものを専門にし、これからの静岡県で安定した医療を構築するために一生懸命働いてまいりました。

ですが、いまの日本の医療はとにかく金儲け、金、金、金、金、ずっと病院の中では金のことを言っています。

私はよくいまの病院の立ち位置をですね、おかしくないですか?という例えとして、警察や消防、これをみなさんと一緒に警察や消防の立ち位置を考えてもらいたいと。警察官は事件や事故がなくても、しっかりと日本の治安を守るために毎日交番に勤めたりとか、もしくは国の中枢でしっかりと日本国民を守っています。事件・事故がなくても、その人たちはクビを切られません。ちゃんと社会のインフラとして、公務員として、私たちのことを守っています。

消防士はどうでしょうか?救急搬送がなくても、火災がなくても、1日平和にこの静岡市が、静岡県が、平和な1日が過ぎていけばですね、出動はありません。とてもすばらしいことです。

そういった時に消防士が「あなたたちは無駄です」と、「きょうも仕事をしませんでした。だから給料は出ません」、もしくは「その消防署を潰しましょう」と、そういう話には絶対にならないはずです。

私たちの治安を守る、もしくは私たちのそういった現場を守ってくれる、それと同列で病院、医療というは国民の健康を守ります。この健康を守るはずの医療がいまビジネスに丸投げされ、市場原理の中で「規制緩和だ」「構造改革だ」「競争しろ」と、「金を儲けろ」と、そういうところに放り込まれた結果、いまの日本の医療どうでしょうか?とにかく病院の経営を支えるために「患者を連れてこい」「たくさん入院をさせろ」「検査をしろ」「治療をしろ」、そして「手術をしろ」、ベッドが空いていたら埋める、これを繰り返し、そしてもっと広い視点で見ればいまの外国との自動車産業の大きな貿易の黒字、これを穴埋めするために私たち日本は外国から4兆円、5兆円と莫大な医薬品を買わされています。必要だから買っているんじゃない。WTOに言われ、外国に言われ、「この貿易黒字でお前たちだけいい思いするな」と、その穴埋めに私たちの医療が使われていませんか?

これが、この医薬品により私たちはたくさんのお金を支払い、それだけならいいかもしれない、必要のない薬をたくさん私たち日本人に使われ、私たちは健康を失っていませんか?

コロナのパンデミックで、ワクチンを私たちは、日本政府は最初から9億2000万回分買いました。最初、2回打てばパンデミックは収まると。日本人、日本に住んでいる人たちあわせて1億2500万人です。2億5000万回(分)買っているなら、まだ話がわかりますよ。だけど最初から日本政府は9億2000万回(分)買っていました。

アメリカの言いなりになり、イスラエルが人体実験をさせられ、このワクチンは効果があると著名な製薬会社、ファイザー、もしくは名もなかったモデルナ、こういうところが論文を書き、そしてそれを出版社が出し、私たち日本の厚生労働省とか、あるいは専門家と言われる人たちが「このワクチンは正しい」と日本国民に流布し、それをマスコミが偏った情報だけを伝え、私たち日本人の健康が失われていませんか?私たち日本人の富が流出していませんか?これをちゃんとみなさまに伝える人間が必要なんですよ。ちゃんと伝える政治家が必要なんです。間違っていることには間違っていると、ちゃんと国益のために、日本人のために政治をやる、そういった政治家が必要なんです。

私たち参政党は今回の選挙で先ほどのような物価高に2万円を配るとか、お米の値段を決めるとか、そんなことじゃないんですよ。これからの日本の長期的な未来を見て、子供たちが夢や希望を持てる日本を取り戻すために、私たちの壊されてきた日本を取り戻すために、日本人ファーストの政治をやる、それをはっきりと言う政党を、政治家を国民が支持をするのか、それとも日本の少子化は止まらない、外国人に来てもらって多文化共生で「外国人のみなさん、ありがとうございます」と、そしていつまでも戦後から続く「ごめんなさい」を続け、私たち日本の国家としての主権を、さらに国民の主権を私たちに取り戻そうともしない、そういう政治家をいつまでも国民が選ぶのか。これをみなさんが決める、そういった選挙だと私たち参政党は考えています。

ですから、みなさま、今回の選挙、いま私たち参政党という新しい国政政党がやっとみなさまに声が届くようになってきました。私たちはいま国会議員が5人になり、そして国政政党として得票率が2パーセントを超えている、その要件をしっかりと満たし、先日からあらゆる民放で、もしくはNHKで、ちゃんと私たちの声が発信するようになりました。みなさま、見ていただけましたか?他の政党と私たち参政党、言っていることが全く違うと思います。もう見ているところが違うんですよ。私たちは人気取りで言っているんじゃないんです。ずっと5年間、一貫して同じことを言ってきました。

私たち日本人の方を向いた政治を、日本国民のための政治をちゃんとこれからの日本の未来を考える政治家を私たちは増やしていきたいんです。

いま子供たちの不登校、何人かご存知ですか?41万人ですよ。私が小学生だった30年前、不登校の子供なんてほとんどいませんでした。みんな当たり前に学校に来て、時にはケンカをし、時には先生に殴られたこともあります。だけど、みんな学校で喜怒哀楽を共にし、そして、そこでこれから社会の一員になっていくためのステップを学校という教育現場でちゃんとみんなが学び、そこからちゃんとみんなが笑顔で笑って学校で楽しく過ごし大人になっていった。私はそういう感覚でした。

放課後になれば、ランドセルを家に放り投げ、すぐに学校に行って、学校でみんなと遊び、学校が終われば自分の親が、母親がお家で出迎えてくれて「おかえり。きょうどうだった?学校どうだった?」って当たり前のように話をしていました。そこに家族の愛を感じました。親子の愛がありました。

いまの日本どうですか?経済の衰退が止まらず、30年前のピークから所得の中央値は130万円も下がり、男女雇用機会均等法だ、男女共同参画だ、TEIだ、公平にしないといけない、こういう世界のグローバリズムに私たちは巻き込まれ、私たち日本が男は男らしく、そして、女は女らしく、男はちゃんと社会に出て、稼いで来て家族を守る、女性は、家庭に入った女性はですね、ちゃんと子供のために専業主婦として働く、これが当たり前の姿だったんじゃないですか?

私たちは社会に出る女性もすばらしいと思っています。それを否定したいんじゃないんです。いまの日本社会は女性が社会に出なければ家庭を支えられないんです。経済的な貧しさにより、女性が社会に出るのが当たり前になり、専業主婦を選択したくても専業主婦になれないんですよ。みんな女性は経済的な不安が強いから、だから高校出た後、専門学校もしくは大学に行き、何か手に職をつけ、自分も経済的自立をしないといけない、そういう考えの女性が増えています。

家庭で子供がお母さんに見てもらいたいんですよ。子供はお母さんしか産めません。女性しか産めません。そこに必ず母性があり、そしてお母さんの愛情を受け、子供たちは学校であったことを一緒に家族と喋りたい、お母さんと喋りたい、そういう家族の形をもう一度、みなさんと一緒に考えないといけない。ここにはちゃんと愛があり、家族の愛があり、さらに地域における愛があり、そこにはコミュニティがあり、静岡市に対する愛が生まれ、そして静岡県に対する愛が生まれ、そして日本という、我が国・日本に対する愛が育まれるんです。

私たちは古臭いかもしれない。だけど、もう一度立ち止まって、良かったころの日本、30年前の日本、そういった姿をもう一度みなさんと一緒に考え直し、これからの日本の未来をいまを生きる日本人、国民ひとりひとりと考えていきたいんです。

日本人ファースト・参政党で今回の選挙を戦い、そして日本人を豊かにし、日本人を守り抜き、未来の日本のリーダーを私たちが育んでいく。外国から来ていただいた外国人も日本ってすばらしい国だなって、私たちが外国で学んだ通り、治安が良くて、食べ物がおいしくて、空気がきれいで、みんな親切で、すばらしい伝統や文化があり、そういった日本に来て良かったって、日本を好きな外国人が日本に来て、すばらしい国だって、そう思ってもらいたいじゃないですか。すべての文化を受け入れるのが正しいんじゃないんです。

私たち日本の古き良き伝統・文化をしっかりと守り、しかし、変えるべきところは変え、国益にかなった政策をしっかりと訴え、今回の選挙で私たち参政党はいま最低6議席、いま支持が伸び最低6議席と言っています。ですが、ここからの17日間、みなさまにもっともっと声を届け、我が国を思う日本人にひとりでも多く参政党の方を振り向いていただき、ぜひとも投票率を上げていただいて、いまの50パーセントじゃダメです、ちゃんと60パーセント、70パーセントとみなさんが投票に行き、票を積み上げ、そしていまの外国人頼みの日本の文化・伝統を壊していくような、日本人らしさをどんどん破壊し、日本に投資を促して、企業や土地やインフラを外国に買わせる、こういう政策をやる自公政権に、もしくは立憲民主党などの大政党にしっかりとノーを突き付けましょう。それを私たち参政党がやっていきたいんです。

本日からの17日間、暑い日が続くと思います。ですが、私たちは全力で、そして、みなさまに何とか振り向いていただくために戦ってまいります。本日も私たち参政党の仲間はポスターの掲示、これを他の政党は業者がやっているかもしれない、何か動員をかけてどこかの組織に任せているかもしれない。だけど私たちはすべて手弁当でやっているんです。バックに企業・団体・組合・外国勢力、一切こんなものはありません。私たちは私たち参政党を支えてくださる日本を思う仲間が集まっている。その仲間がお金をもらわず、むしろお金を払い、時間を使い、私たちのために頑張ってきょうもまずはポスター貼りから、静岡県全域のポスターを1日で貼り終えるために、一生懸命いまやってくださっています。

私たち参政党という新しい仕組みの、新しい形の、日本人ファーストの日本人のための政治を取り戻す、そういった新しい政党、この橙色の参政党、どうかみなさま注目いただき、そして今回の選挙でどうか私たちを飛躍させてください。

テレビ静岡
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