クマが出没したのは、福島市仁井田を流れる荒川の河川敷。
7月3日午前6時前に、近くを歩いていた人がクマを目撃し、通報を受けた福島市と警察が警戒を続けていた。
クマは3時間後に目撃現場から約500メートル離れた橋の近くに出没し、花火を打ち上げるなどして追い払いが行われた。
福島市では荒川などの河川敷でクマの出没が相次ぎ、市では体の大きさなどから同じクマとみている。
福島市農政部農業企画課の茂木強さんは「先日もかなり町の中に来ているクマなので、人に慣れている可能性がある」と話す。
福島市ではクマの出没が相次いでいることから、危機管理対策本部を設置し対応を強化することにしている。