いよいよ3日公示される参院選。1議席を巡る戦いの火ぶたが切られるのを前に県選挙管理員会は投票率の向上などに向けた準備を進めていました。
参院選の公示が3日に迫る中、県庁前には県民に選挙への関心を高めてもらおうと啓発用の看板が設置されました。
【阿部倭リポート】
「先ほどとは別の通行量が多い場所にも参院選の投開票日を知らせる横断幕が設置されています。県内には14カ所に設置されるということです」
前回2022年の参院選の投票率は55.32%。このうち18歳と19歳の10代、そして20代の投票率はそれぞれ33%にとどまっています。県選挙管理委員会はインターネットなどを通じ若年層の投票率向上に力を入れたい考えです。
【県選管 小熊智愛 書記】
「若年層に向けてはSNSやYouTubeを活用し広告を出していきたい。1票1票で未来が変わってくるので大切な1票と思って投票所に行ってほしい」
一方、県庁内で行われていたのは立候補受付のリハーサル。県選管の職員が届け出順を決めるくじ引きや腕章・表示板など選挙活動に必要な道具の交付手順などを確認していました。
【県選管 佐藤大樹 主事】
「候補者の方々はすぐに選挙運動を実施したい思いますので迅速にミスなく受付の事務を処理したい」
参院選新潟選挙区には立憲民主党の現職・打越さく良さん、自民党の新人・中村真衣さんと参政党の新人・平井恵里子さん、諸派の新人・原田公成さんが立候補を予定しています。参院選は7月3日公示、7月20日投開票です。