噴火が続く新燃岳です。
霧島連山の新燃岳では6月27日午前に発生した噴火が現在も継続していて、1日も火口から1300メートルを超える噴煙が確認されています。気象台では大きな噴石などに警戒を呼びかけています。
鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳では、6月27日の午前10時25分に発生した噴火が現在も継続しています。連続噴火が始まって5日目となる1日は、午後5時までに最高で火口から高さ1300メートルを超える噴煙が確認されるなど活発な活動が続いています。
新燃岳では6月22日、2018年以来7年ぶりに噴火が発生していました。新燃岳の噴火警戒レベルは入山規制の3が継続されています。
気象台は大きな噴石が新燃岳火口から概ね3キロまで、火砕流がおおむね2キロまで達する可能性があるとして警戒を呼びかけています。ではここで新燃岳の降灰予報です。このあと噴火した場合、降灰は火口から主に南西側、霧島市方向に予想されています。