高値が続くコメ価格の抑制につなげるため、主食用として輸入されるコメの入札が例年より2カ月ほど早められ、27日午前11時に始まりました。
小泉農水相:
コメの価格の高騰を抑えて消費者の方に安心していただいて、コメ離れを防ぐことが重要だと考えていますので、今回入札前倒しを実施する。
関税ゼロで輸入するミニマムアクセス米のうち、主食用の初回の入札は27日午前11時に始まりました。
年間10万トンのうち、今回の対象は3万トンで実際に輸入されるのは9月ごろになる見通しです。
関税ゼロでの主食用米は、アメリカやオーストラリア、タイなどから輸入されています。
今回の入札で決まった売り渡し先を通じて、主に外食や弁当など中食向けに出回る見通しです。
農水省は初回の入札以降も毎月、入札を行いたい考えです。