過疎化が進む福岡県八女市星野村に、コンビニ大手のセブン-イレブンが買い物支援を目的にした全国初の形態の店舗を出店することになりました。
セブン-イレブン・ジャパンと八女市は26日、共同会見を開き、山間部に位置する星野村に全国初の「地域共創型店舗」を出店すると発表しました。
星野村(旧星野村地域)では、2010年に八女地域1市2町2村が合併した時には3000人を超えていた人口が2000人を切り、商店の数も減っています。
地域共創型店舗は地域の課題となっている買い物支援が目的で、広さ約30坪と一般的な店舗の半分程度ですが、コーヒーや惣菜を販売するカウンターには一般店舗と同じ機能を持たせ、弁当や冷凍食品の品揃えにも力を入れるとしています。
開店は今年の秋になる見通しで、八女市は証明書類の発行など行政サービスの向上にもつなげたいとしています。