大雨などで土砂災害が発生するおそれがある「土砂災害警戒区域」の追加に向けて調査を進めている福岡県は、太宰府市内の15カ所を新たに指定することにしました。
15カ所の内訳は「土石流」が4カ所(うち土砂災害特別警戒区域1カ所)、「急傾斜地の崩壊」が11カ所(うち土砂災害特別警戒区域7カ所)となっていて、6月27日に指定される予定です。
県は、全国的に土砂災害警戒区域に指定されていない場所でも土砂災害が発生していることを受け、2021年度から高精度の地形図を用いて新たに1万3662カ所を調査箇所として抽出し、2024年度から現地調査に着手しました。
そのうちの一部で調査が完了したため、新たに区域を指定しました。
県は残りの箇所についても調査を進め、順次、区域の指定を進めていくとしています。
今回新たに指定された箇所や現在の調査個所については県のホームページで確認できます。