2024年から大規模な改修工事が進められてきたJR盛岡駅(岩手県盛岡市)で6月27日、新たに飲食店や土産店がオープンするのを前に、6月25日に内覧会が開かれました。
JR盛岡駅は地域の魅力を発信し新たなにぎわいを創出しようと、2025年1月から2階南エリアの工事を行っています。
JR盛岡駅の大規模な改修工事は2005年以来19年ぶりです。
飲食店や土産店など5店舗が27日に新たにオープンすることとなり、25日はメディアなどが参加し内覧会が開かれました。
イートインスペースが併設された土産店「GOZZO Iwate」では、ここでしか買えない限定商品が並び県内の日本酒の試飲コーナーも設けられています。
そのほか、盛岡名物・福田パンを使った6種類のオリジナルメニューも味わえるということです。
また、2階エスカレーターの目の前にオープンする居酒屋「NEO海王」は、新鮮な魚介や岩手の食材が楽しめます。
駅ナカでありながら店の貸し切りもでき、最大50人での宴会も可能です。
花巻市で人気の自家製ベーグルとクラフトビールの店「Lit work place」は朝7時から夜9時までの営業。
立ち飲み席も多く設けられ仕事帰りなどで気軽に立ち寄れます。
一方、新幹線の改札内には待合室の一角にテイクアウト専用で「CAFE LAube」がオープンする予定です。
JR東日本東北総合サービス 営業推進UT 高橋鉄子副長
「南口が少し寂しいという印象を持っているお客さまが多いかと思うが、盛岡駅全体 南側の方も面白いことをしていると情報発信できれば」
またJR盛岡駅では今後、新幹線と在来線の改札口を分け、南エリアと北エリアをつなぐ通路を追加する予定です。
床や天井の工事も順次行われ、2026年度中にリニューアルが完了する見込みです。