大分県内の最新の感染症動向が発表されました。伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の感染者数が先週に続いて警報基準を超えています。
県によりますと、リンゴ病は10歳未満の子供に多く見られる感染症で風邪のような症状が出ます。
妊娠中の女性が感染した場合、流産に繋がる恐れがあるということです。
6月22日までの1週間に、県内36の医療機関から103人の感染が報告されました。
前の週よりも20人増え、1医療機関あたりの感染者数は2.86人で、これは警報基準の2人を0.86人上回っています。
また、小さい子供がかかると重症化のリスクが高まる百日咳の感染者数も増加傾向が続いています。
県は手洗いやマスクなど基本的な対策を取るように呼び掛けています。