大阪府警の警察官などを名乗る男から事件に関わっていると電話でウソを言われ、愛媛県松山市の男性が捜査を口実に暗号資産144万円分をだまし取られました。警察は被害届を24日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは松山市内に住む会社員の男性(20代)です。

警察の調べによりますと男性は今年6月6日、携帯電話に届いたショートメッセージの電話番号に連絡すると大阪府警の警察官を名乗る男から「口座が暗号資産取引きに利用され詐欺被害にあった人がいる」とウソを言われました。

そしてでっち上げた実況見分を口実に、現金を暗号資産に変えて送るよう要求され、指示された暗号資産取引きのアプリをインストールし、取引き口座を設定しました。

このあと電話を代わった男からアプリの操作を指示され、翌日にかけて市内のATMからこの口座に現金144万円を振り込み、暗号資産に変えて指定されたアドレスに送信しだまし取られました。

警察は特殊詐欺事件として捜査していて、警察などを名乗る相手から電話で捜査対象になっていると言われた場合は、一旦電話を切って警察相談電話(#9110)などに相談するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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