新潟県の糸魚川市議会で6月24日に開かれたのは、市街地に建設が予定されている子育て支援施設の整備計画をめぐる特別委員会です。

【糸魚川市 久保田郁夫 市長】
「参加型への街づくりへの転換ということで、子どもだけではなくて、市民も参加しながらその場所をつくっていきたい」

今年4月に初当選した久保田郁夫市長は、前市長が進めていた子育て支援複合施設の整備計画を中止する方針を表明していて、この日は代替案として既存施設を利活用していくことなど今後の方針を委員に説明しました。

現状の計画では総事業費14億3000万円を投じて屋内遊技場やイベントスペースなどを設けることが盛り込まれていて、委員からは方針変更について早急に市民に説明するよう求める声などが上がっていました。

【糸魚川市 久保田郁夫 市長】
「子どもたちだけではなくて、働く世代の人たちも、高齢者も有効な活用ができる施設であったほうが。子どもたちも次の世代に移っていくわけなので」

糸魚川市は9月定例会で方針変更に伴う新たな具体案を示し、その後、市長と市民の懇談会の場などで市民に説明していく方針です。

NST新潟総合テレビ
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