7月に始まる新潟地方最低賃金審議会を前に、県労連の砂山太一副議長などが6月24日、新潟労働局に対し最低賃金に関する要請を行いました。
2020年代の最低賃金1500円を目指す政府に対し、県労連は要請書で「すでに1500円では低すぎる時代に突入している」と主張。
人口流出を防ぐためにも1500円以上に引き上げるよう求めています。
【県労働組合総連合 砂山太一 副議長】
「いま物価高騰で人々の暮らし、とりわけ労働者を含めて大変暮らしが厳しくなっている。大幅に上げて1500円以上に引き上げてほしいということを要望した」
また、最低賃金審議会の労働者委員に県労連の推薦者が過去複数回にわたり任命されなかったことについても抗議しています。
新潟地方最低賃金審議会は7月2日に始まります。