「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から34年前の1991年フランスで行われた伝統の自動車耐久レース「ル・マン24時間」でマツダの車が日本車としては初めて優勝しました。
ル・マン24時間レースは、1923年以来の歴史を持つ最高峰の耐久レースです。
マツダからは3台がエントリーし、このうち「マツダ787B」が日本車として初優勝。他の2台も見事完走しました。
優勝の知らせを受け、マツダ本社では昼の時間に社内で優勝決定の瞬間の映像を流して、喜びをわかちあいました。
【当時のマツダ会長・山本健一さん】
「あちこちから電話がかかってきました。おめでとうって」
当時のマツダの会長山本健一さんは、ロータリーエンジンの開発に携わっていたこともあり、喜びもひとしおといったところでした。