愛媛県四国中央市のパルプ製造工場で今年2月、機械を清掃中の従業員が右脚を切断する事故が発生しました。新居浜労働基準監督署は6月24日、会社と代表取締役の男性を安全な措置を講じなかった疑いで書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、四国中央市寒川町のパルプ製造業「常裕パルプ工業」と代表取締役の男性(59)です。

新居浜労働基準監督署によりますと「常裕パルプ工業」の工場では今年2月17日、排水処理用の機械を稼働させたまま清掃していた男性従業員が機械に巻き込まれ、右脚を切断する大ケガをしました。

この会社と代表取締役の男性は、稼働させたままの機械を清掃させた際、危険な箇所に覆いを設けるなどの措置をとってなかった疑いがもたれていて、松山地検に書類送検されました。

容疑の認否は明らかにされていません。

#愛媛県 #四国中央市 #企業 #労災 #書類送検 #労働基準監督署 #常裕パルプ工業 #代表取締役 #切断 #事故

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。