兵庫県新温泉町の博物館では、世界最大の新種のチョウの化石が展示されています。

新温泉町の博物館で常設展示されているこちらの化石は、37年前に地元の高校教師が250万年ほど前の地層から見つけ、「名もなきチョウの化石」として、保管されていました。

慶應義塾横浜初等部・非常勤講師の相場博明さんたちが調べたところ、新種のチョウであることがわかり、先月、学会の国際誌で発表しました。

はねを広げた大きさはおよそ8センチあまりで、これまで見つかったチョウの化石では世界最大だということです。

【慶應義塾横浜初等部 相場博明非常勤講師】「胸が非常に厚くて丈夫なんですね。飛ぶ力がすごく強かったと推理される」

相場さんは、「チョウの化石は残りにくく、非常に学問的な価値が高い」と話しています。

関西テレビ
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