三重県熊野市の特別養護老人ホーム「たちばな園」で6月19日、ノロウイルスの集団食中毒があり、入所者9人が下痢などを訴え、このうち1人が入院しました。

 三重県などによりますと、6月19日、熊野市にある特別養護老人ホーム「たちばな園」の職員から、「感染性胃腸炎の集団発生が起こっている」と保健所に連絡がありました。

 保健所が調べたところ、16日に提供された給食を食べた68歳から98歳までの入所者9人が、下痢や嘔吐などの症状を訴え、1人が入院したということです。

 給食は、施設内で調理を委託されている業者「魚国総本社」が調理したもので、担当したスタッフからノロウイルスが検出されました。

 保健所は魚国総本社に対して、この施設での営業を禁止する処分を出しています。

東海テレビ
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