運転士不足が課題となる中、県内バス5社などによる共同経営推進室は昨年度、採用者の数が退職者の数を上回ったと明らかにしました。2019年度の調査開始以来初めてです。これは、23日の県地域公共交通協議会で共同経営推進室の高田 晋 室長が報告したもので、昨年度は、採用者90人に対し退職者は76人だったということです。
熊本電鉄では、去年9月から平日限定勤務の募集を開始したところ、20代から30代の応募が増加。「プライベートも大切にする世代に受け入れられたのではないか」
と分析しています。一方で、運転士全体の数は約50人不足していて、今後も対策を検討するとしています。

テレビ熊本
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