23日午後3時半ごろの栃木・宇都宮市では、大粒で激しい“ゲリラ雷雨”です。

帰宅時間の学生は全身びしょぬれ。
ぬれた髪をかき上げ、顔を拭うしぐさを見せています。

交差点付近は冠水。
水は足首のあたりまで来ていました。

市内では、強い風も吹き、青い防護柵も倒れ、横殴りの激しい雨が降っていたことがわかります。

排水が追いつかず、排水溝からも水があふれ出していました。

梅雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が非常に不安定に。
帰宅時間帯の関東を“ゲリラ雷雨”が直撃しています。

午後3時半すぎの埼玉・行田市。
走行する車のフロントガラスに雨が打ち付けます。

クリニックから車に向かう家族もびしょぬれに…。

栃木・小山市で撮影されたのは、ゲリラ雷雨の一部始終です。

午後4時前、黒い雨雲が辺り一帯に広がったかと思うと、その2分後、家の窓に大粒の雨が打ち付けていました。

撮影した人によると、はじめはポツポツと降っていましたが、わずか2分で雨脚が強まったということです。

雨雲レーダーからは、午後3時半ごろ埼玉県と栃木県をまたぐように局地的な雨が降っていたことが見てとれます。

この“ゲリラ雷雨”、関東では引き続き発生する恐れが。
道路の冠水、落雷、交通障害など注意が必要です。