能登半島地震で被災した珠洲市にある「さいはてのキャバレー」。天井部分にアスベストが含まれている恐れがあるとして解体工事の延期が決まりました。

珠洲市飯田町の「さいはてのキャバレー」は能登半島地震による津波で建物が壊れ地盤も沈下したことから市は港の復旧工事にあわせて解体することを決めていました。23日は解体工事を行うために足場を組む作業が進められていましたが、建物内の天井にアスベストが含まれている恐れがあることが分かりました。

このため港の復旧工事を行う国交省北陸地方整備局は天井部分の成分などを詳しく調査するため解体工事を延期することを決めました。解体工事は早ければ7月中頃から再開する予定ですが、アスベストが検出された場合、工事の再開はさらに先送りとなる見通しです。

石川テレビ
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