公開されたのは、側溝のフタ・グレーチング。福島県の県北地方を中心に盗難被害が相次ぎ逮捕された男は「生活費の足しにしたかった」などと供述している。
福島警察署に運ばれたグレーチング、全て盗まれた被害品だ。1枚50キロほどということで、かなりの重量がある。ところせましと置かれたグレーチング、その数は約60枚に上る。
警察が窃盗の疑いで逮捕した福島県伊達市の会社員・羽田佳文容疑者(60)から押収したものだ。羽田容疑者は、バールを使い単独で犯行に及んでいたとみられていて、調べに対し「売って生活費の足しにしたかった」などと容疑を認めているということだ。
福島警察署では、県北地方を中心に約30件、150から200枚のグレーチングが盗まれる被害を確認していて、羽田容疑者の余罪も含め捜査を進めている。