鎌倉時代の御家人相良氏の総領、多良木相良氏の地域支配の様子を示す遺跡群が新たに国の史跡に指定されることになりました。
『多良木相良氏遺跡』はいずれも多良木町にある「蓮花寺東之前遺跡」と「青蓮寺境内」の2カ所で構成。人吉・球磨地域を幕末まで約700年にわたり統治した相良氏の祖とされる鎌倉時代の御家人・相良氏の総領、多良木相良氏の本拠地で地域支配の様子などを具体的に知ることができる重要な遺跡群とされています。
国の文化審議会は6月20日(金)、この『多良木相良氏遺跡』を国の史跡に指定するよう文部科学大臣に答申。正式に指定されれば、県内の国史跡は48件となります。