6月22日、福島県・会津若松市で水泳の大会中に10人が熱中症の疑いで病院に運ばれた。
消防などによると午前10時40分頃、会津若松市の会津水泳場で行われた水泳のインターハイ県予選で、レースを終えた選手3人が気分が悪いなどと訴えた。
その後も体調不良者が相次ぎ、あわせて10人が熱中症の疑いで会津若松市内の病院に搬送された。10人のうち、少なくとも9人は軽症だという。
この大会では21日にも選手8人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれていた。これを受け県高体連は、22日は当初の予定を繰り上げ、午前中に大会を終えられるよう対策をとっていたという。
22日の福島県内は各地で気温が上がり、日中の最高気温は福島で36.3℃、会津若松で35.3℃と猛暑日となった。県内では午後5時の時点で19人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。
【追記】
22日のインターハイ県予選中に搬送された10人は全員軽症だと確認された。