絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの生態を調べようと、名古屋港水族館で甲羅に送信機を取り付ける作業が6月22日、行われました。

 アカウミガメは日本の海岸でふ化して、メキシコ沿岸まで回遊することが知られていますが、どのような経路をたどるかなどは分かっていません。

 名古屋港水族館では、絶滅の危機にあるアカウミガメの繁殖を行っていて、2023年から海外の研究機関と協力し、海に放流するウミガメに送信機を取り付けています。

 送信機が取り付けられたのは2歳前後の28頭で、回遊中の位置情報をリアルタイムで記録します。

 送信機が取り付けられたアカウミガメは、7月上旬に北太平洋中部で放流される予定です。

東海テレビ
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