和歌山県那智勝浦町の世界遺産、「熊野那智大社」では、「那智の扇祭り」を前に、参道を清める大松明作りが行われています。
白装束に身を包んだ宮大工が斧やのこぎりを使って、重さ50キロを超える大松明を手作業で仕上げていきます。
熊野那智大社の例大祭、「那智の扇祭り」は、年に一度、熊野の神々が「那智の滝」に、里帰りする神事です。
クライマックスでは男たちが12本の大松明を担いで火の粉を散らしながら、参道を清めます。
大松明は大阪・関西万博の「関西パビリオン」で展示されていて、祭りは来月14日に行われます