祝日明け20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小幅に反発した。
イスラエルとイランの交戦を巡っては、20日、アメリカのトランプ大統領が軍事介入に踏み切るかどうか「状況を見なければならない」と述べ、「2週間以内に決める」と表明した。
核施設への攻撃を示唆していたものの、外交的解決の余地を残したと受け止められ、投資家の間で中東情勢のさらなる悪化を巡る警戒感が和らいだ。
結局、ダウ平均は祝日前の18日と比べ35ドル16セント高の4万2206ドル82セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、98.86ポイント安の1万9447.41で引けた。