用意された500人分の整理券を求め午前3時前から並んだ人もいたようです。政府の随意契約で売り渡された備蓄米の販売が県内でも本格化する中、20日は菊池郡菊陽町の『ゆめタウン光の森』で販売が始まりました。
【買い物客】
「2時半ぐらいから来ている」
(眠くないですか?)
「今眠い。眠い眠い。
(妻が)『米が高くなったね』と言う」
【買い物客】
「味を試して〈どうかな〉と判断したい」
20日朝、菊陽町の『ゆめタウン光の森』では、備蓄米を購入しようと多くの人が列を作りました。
【前田美沙希記者リポート】
「午前8時半です。備蓄米を求めて多くの買い物客が続々と店の中に入っていきます」
今回、販売されたのは2021年産のいわゆる『古古古米』。価格は5キロで税込み1890円です。
1人1袋までの購入制限が設けられましたが、用意された500人分の整理券は約1時間で配布終了。
整理券を受け取った人の長い列ができたため予定を15分早めて販売を開始しました。
【備蓄米を購入した人】
「多かったので買えないかなと思ったけど、良かった」
「倍以上の金額で買えない。買えて良かった」
「子供が小さくて米大好きなので、買えて本当に良かった」
【ゆめタウン光の森 平川 誠也 食品次長】
「米の価格がなかなか下がらない中でやっとお客さまに(備蓄米を)お渡しできたかなと感じている。今後も(備蓄米が)入荷次第、お客さまにお渡しできるように努める」
イズミによりますと、光の森店以外の県内のゆめタウン各店舗でも準備が整い次第、備蓄米の販売を始めるほか、『ゆめマート』では一部店舗を除き、6月24日から販売する予定です。