異例の暑さがピークを迎えています。鳥取市では6月20日に36℃を超え2025年で初の猛暑日を記録しました。また島根県には2025年で初めての熱中症警戒アラートが発表されました。
鳥取市の最高気温は、全国で2番目に高い36.5℃。2025年初の猛暑日で、統計開始以降では最も早い観測です。
市内の公園では、最高気温が25℃以上と予想されると稼働する噴水が、6月に入ってからはほぼ毎日稼働しています。
保護者:
砂場遊びが好きなんですけど、熱中症に気を付けながら、水があるところを選ぶようにしています。
そのほかの地域の最高気温では、松江で34.4℃、米子で34.1℃と猛暑日に迫る暑さで、6月中旬としては異例の5日連続の真夏日になりました。
こうした中、この気温に加え湿度や輻射熱をふまえた暑さ指数が33以上と予想された島根県には、2025年初の熱中症警戒アラートが発表されました。
観光客:
「私にはちょっと堪えすぎます」
「体をふいて冷やすシートを使うとか…」
「水分をとにかくきちんととることです」
堀川遊覧船では、暑さが厳しくなったことを受けて、乗船場にミスト装置をおいて対策をとっています。
堀川遊覧船・石井英次さん:
今年はさらに台数を増やして各乗船場にミストを多めに設置しています。
山陰地方、21日から25日にかけて梅雨前線の影響で天気がぐずつく見込みですが、蒸し暑さは続く予想で、油断することなく熱中対策が必要となります。