まだ6月だということを忘れてしまうほどの暑い日が続いています。
大分県内では19日も気温が上がり日田では最高気温36.7度と猛暑日となり全国2位タイの暑さとなりました。
◆訪れた人
「毎年この時期に来るけれど今日も暑い」
「昼まで日田にいるが昼からの仕事がちょっと苦痛」
◆TOS刀祢優月アナウンサー
「午後1時すぎの大分市内。肌がヒリヒリするほど強い日差しが照っている。周りを見てみると日傘をさしていたり屋根の下を選んで歩いている人が多くみられる」
一方、大分市では最高気温31.3度を観測し真夏日に。このほか佐伯市や豊後大野市など12の観測地点で30度を超える真夏日となりました。また、5つの地点で今年の最高気温を観測しました。
TOSの調べでは19日午後4時時点で県内で男女4人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
◆街の人
「クラクラするぐらい暑くてアイスいっぱい食べた」
「7月8月とか外出られないのではと思うぐらい暑い」
「サウナのような暑さ」
今後、本格的に暑くなると心配されるのが熱中症の増加です。
その熱中症を引き起こす脱水症の予防についてのセミナーが大分三愛メディカルセンターで開催されました。
講師を務めた看護師からは高齢者はのどの渇きを感じにくく、脱水症になる危険性が高いことなどが紹介されました。
また、予防策として朝起きた時や食事中などに水分をこまめにとり、1日の目安としておよそ1.5リットルを摂取することが呼び掛けられていました。
◆大分三愛メディカルセンター認定看護師 金丸亜希さん
「自分たちが年を重ねるごとに(のどの)乾きにくさを感じるようになるから、飲みましょうという意識が大事」
大分三愛メディカルセンターでは「セミナーを通して地域の人に健康を意識してもらう機会を提供できたら」と話しています。