県職員のなり手不足解消や働き方改革を目的に、大分県が「フレックスタイム制度」を導入する方向で検討していることを明らかにしました。

導入されれば県内の自治体では初めてとなります。

◆佐藤知事
「昨年度、実施した職員アンケートで(フレックスタイム)制度の導入を希望するものが多かったことや、国、他県の取り組み状況も踏まえ現在、導入に向けて積極的に検討している」

これは19日の県議会で、公明党の澤田議員の質問に佐藤知事が答えたものです。職員が勤務時間を柔軟に選ぶことができる「フレックスタイム制度」。

近年、地方公務員のなり手不足を背景に、働き方改革として茨城県など導入する自治体が増えていて、2024年度、県が職員を対象に行ったアンケートでは、半数以上が導入を希望したということです。

県は、試験的に実施し、業務に支障が出ないかなど結果を検証した上で、導入を決める予定です。

テレビ大分
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