岡山県矢掛町在住の女性キックボクサーが、プロデビューから10年以上かけてキャリアを積み6月、世界タイトル戦で王座に輝きました。6月19日、山岡敦町長に対しチャンピオンベルトを披露しました。

矢掛町を表敬訪問したのは、町内在住の女性キックボクサー、MARI選手(30)です。中学生から競技を始め、プロデビューを果たしたのは2012年。その後、国内のライトフライ級など3階級制覇を果たし、10年以上かけてキャリアを積んできました。

そして6月1日、倉敷市で行われたISKAアトム級世界タイトルマッチで、フランス人王者、ヤデ・パレット選手と対戦。3対0の判定勝ちで見事世界タイトルを奪取しました。MARI選手は、山岡町長に笑顔でチャンピオンベルトを見せ、タイトル奪取を報告しました。

(MARI選手)
「夢がかなったうれしさとたくさんの人が応援してくれて、自分が勝つところを見せることができた安心感、いろんな感情があった。次は自分が守る側になる。どんな相手が来ても必ず勝って自分の強さを証明していきたいので応援をお願いしたい」

初めての防衛戦はまだ決まっていないということですが、MARI選手はさらに強くなりたいと闘志を燃やしています。

岡山放送
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