随意契約で売り渡された政府の備蓄米の販売が、きょう、県内のディスカウントストアでも始まりました。
【片平記者】
「こちらの店舗で販売される備蓄米。ご覧ください、たくさん並んでいます!」
広島市安佐南区のドン・キホーテ祇園店が準備した備蓄米は1000袋!
開店の午前9時ごろには備蓄米を目当てに訪れた人で長い列ができていました。
【購入した人】
「ちょうど(米を)きらしていて、高いしどうしようかと思っていたので手に入ってよかった」
「受け取りました!」「6時過ぎから並んだ甲斐がありました」
「そのまま白米で、まずはいただきます」
一方、東広島市にあるコメ卸の食協の工場では、随意契約で売り渡された政府備蓄米の精米作業がきのう夜から始まりました。
この工場には備蓄米を購入した全国の小売業者15社以上から精米の申し込みが殺到し、今月末まで毎日100トンほどの精米を行う予定だということです。
【食協:武信和也社長】
「私どもは国内トップレベルの精米をできる能力があります。(備蓄米が)入ってくれば24時間体制で消費者の皆さんにいち早く届けようという努力をしている」
この工場で精米された備蓄米は、あす以降一部の小売店で販売されます。