アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は18日、4会合連続で政策金利を据え置く決定をしました。

FRBは声明で「経済の見通しに関する不確実性は軽減されたものの、依然として高い状態にある」などと指摘し、4会合連続で政策金利を据え置くと発表しました。

パウエル議長は会見で、政策金利を据え置く理由について、「トランプ政権の関税を巡る不確実性は4月のピークから低下したが、依然として高い水準にある」と指摘しました。

その上で、関税政策は「物価の上昇を促し、経済活動に圧力をかける可能性がある」との認識を示しました。

トランプ大統領は金利の引き下げを繰り返し求めていますが、FRBは政権の関税政策が物価や雇用に与える影響を見極める姿勢を維持した形です。

フジテレビ
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国際取材部
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