人手不足などが課題となる中で注目される最新の農業機械を集めた展示会が18日から秋田市で始まり、スマート農業の実現に必要な技術が紹介されています。
会場には約30社・2500余りの農業機械が集められ、どれも人手不足の解消や農作業の効率化、省力化につながる最新の技術が搭載されています。
吉方桃花アナウンサー:
「トラクターの上部にGPSユニットが付いていて、衛星とやりとりをすることで、運転中に曲がらないように自動で直進するアシスト機能が付いています」
このトラクターは、農業の初心者にとって助けになり、操作も簡単です。
また、肥料や薬剤が少なくなっている状況を音声やヘッドライトで伝える機能を備えた田植え機もあり、会場で試運転も可能です。
訪れた人は「トラクターなど色々見に来た。家でコメや野菜の農家を営んでいるため、使う機械を見に来た」「担当者から色々聞く予定。今年はコンバインを購入予定なので実際に見ていく」と話していました。
展示会は、19日まで秋田市の県立スケート場で開かれています。