島根スサノオマジックの北川弘選手が雲南警察署の一日警察署長に任命され、長年チームを支えてきた経験をもとに、警察官に対してリーダーシップ論を語りました。

雲南警察署の一日警察署長に任命されたのは、島根スサノオマジックの北川弘選手です。

島根スサノオマジック・北川弘選手:
よろしくお願いします。

任命式を終えると、早速啓発活動へ。
警察署を訪れた市民に自転車のヘルメット着用などを呼びかけるチラシを配り、交通安全を呼びかけました。

島根スサノオマジック・北川弘選手:
今日家を出る前に、息子に「パパが警察署長になるんだよ」と話したときに喜んでいたので、帰って「しっかりやってきたよ」と言いたい。

気合十分で任務にあたりますが、一つ気になることが…。

島根スサノオマジック・北川弘選手:
服装も含めて警察署長になれるのかなと思っていたんですけど、まさか帽子だけだったので、ワクワクしていたのがちょっと残念です。

すると、雲南署がすぐに制服を用意、北川選手もご満悦です。

島根スサノオマジック・北川弘選手:
準備していただいて、サイズももうぴったりで。良かったです。写真を撮って(息子さんに)送りたいなと思います。

2025-26シーズンの契約継続も決まり、球団史上最長タイとなる在籍8年目を迎える北川選手。

ベテランとして常に仲間を鼓舞しチームを支える、島根の精神的支柱です。

雲南警察署は、そんな『ミスタースサノオマジック』に、リーダーシップをテーマに
講演を依頼。
北川選手は約35人の署員を前に、部下や後輩との適切な関わり方やモチベーションの維持の仕方について、自身の経験をもとに語りました。

島根スサノオマジック・北川弘選手:
地域を守る、活性化させるという意味では(バスケ選手と警察に)色んな共通点があると思うので、僕自身もしっかり学ばせていただく姿勢は忘れてはいけないなと思います。

雲南警察署では、今回の北川選手の講演をハラスメントの抑止や署員の結束力の向上につなげたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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