双方の攻撃がエスカレートするイスラエルとイランの対立。
米CBSテレビは「トランプ氏はイランの核施設への攻撃を検討していて、国家安全保障会議で議論される」と伝えました。
イスラエル軍では破壊が不可能とされる、イランの地中深くの核施設を米軍が保有する地下貫通弾「バンカー・バスター」での攻撃をトランプ大統領は検討していると見られます。
アメリカの今後の動きについて、元フジテレビワシントン支局長の風間晋氏は「自分の見栄えが一番。世界に“さすがトランプ”と言わせたい“」と、トランプ大統領の思惑を解説します。
風間氏は「アメリカはイランの核施設を破壊すると思っている」と指摘。
イスラエルもイランもなかなか攻撃はやめられない状況を背景に「トランプ大統領が動いて双方の攻撃を止めさせた。軍事介入や攻撃とは言わずに、『戦いを終わらせるためにイランの核施設を破壊した、これ以上の悲劇にならないためにやむを得ず破壊した』という言い方をすると思う」と述べました。
そのうえで風間氏は「『バンカー・バスター』を使わないと、イスラエルも納得しないし、イランもあきらめがつかない、やめられないという状況をつくるんだと思う。それ以外の可能性はあまり見えない」と、近くアメリカによる攻撃が起こるという見通しを語りました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月18日放送)