7年前に行方不明の女性殺害事件で逮捕された男は、事件の発覚につながった窃盗事件について「通り魔の犯行を練習するためだった」などと話していることがわかりました。
斎藤純容疑者(31)は7年前、さいたま市大宮区の自宅マンションで宮本果歩さん(当時21)の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれていて、18日朝に送検されました。
この事件は、別の女性からスマートフォンを盗んだ窃盗事件で斎藤容疑者宅を捜索した際に、宮本さんの頭蓋骨が見つかったものです。
捜査関係者によりますと、斎藤容疑者は窃盗事件について「女性のスマホに興味があった」と話す一方で、「通り魔の犯行を練習するためだった」と供述していることがわかりました。
また、「通り魔をして人を殺すのは捕まるリスクが高いと思い諦めた。そこで自殺願望者を探すという方法にたどり着いた」などと供述していて、警察が詳しい経緯を調べています。