広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する夢キラリ。今回は、今年3月に行われた小学生将棋名人戦の決勝大会で、準優勝に輝いた将棋ひろば所属 高牟礼 楓くん(中学1年生)にインタビューしました。
―今回の大会を振り返ってどうですか?―
小学6年生で最後の大会だったので、全力で戦いたいなと思いました。
序盤から中盤にかけて相手に結構ペースを握られて、ちょっと受けにまわったりしたので、もう少し攻めに行っていた方がよかったかなというところはあります。
若干勝つ道はあったけど、惜しくも逃してしまったので、そこはとても悔しかったです。
―日本一に向けて、意識して取り組んでいることはなんですか?―
歩兵の活用法です。歩兵は大駒(飛車・角)の守りとかにも使えるし、大事な駒だと思っています。
「と金」になる事で前にしか進めない歩兵から「金」と同じ動きになるので、 「と金」をたくさんつくって攻める事で相手は受ける事が難しいというか強いと思います。
中学生将棋名人戦は年上の人もたくさんいるけど活躍して優勝したいです。
―常に心にとどめている夢キラめく言葉はありますか?―
「周りに感謝」でお母さんからもらった言葉です。
大会で優勝したり、良い成績を残すことができた時に、自分だけで成し遂げた訳ではないので、いろんな人の協力で成り立っているから「周りに感謝して」とよく言われます。
幼いころからここの道場での練習や全国大会へは一緒に連れて行ってくれたりするので、とても感謝してます。全国大会や大きな大会で優勝した時は母親もうれしいと思います。
―将来の夢についておしえてください―
プロではなくアマチュアの名人戦や竜王戦のタイトルを獲りたいと思っています。
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